京都の観光といえば清水寺や金閣寺が定番ですが、いま注目を集めているのが「東寺(とうじ)」です。新幹線で京都駅に到着してすぐの場所にありながら、荘厳な仏教建築と静謐な空気が広がるこのスポットは、訪れる人の心を穏やかにし、深い感動を与えてくれます。
この記事では、「東寺 五重塔」や「東寺 仏像」などの見どころはもちろん、「東寺 御朱印」「東寺 弘法 市」「東寺 アクセス」「東寺 駐車場」といった実用情報まで、東寺の魅力を余すところなくご紹介します。
1.1 なぜ今「東寺」なのか?京都観光でも人気急上昇の理由
東寺は、これまで「仏教好き」「歴史マニア」など一部の層に人気がありましたが、近年は若い観光客や外国人旅行者にも注目されています。その理由はいくつかあります。
■ SNS映えする五重塔の存在
「東寺 五重塔」は日本一の高さ(約55メートル)を誇る木造塔で、春の桜や秋の紅葉、夜間ライトアップとともに撮影される写真がSNSで大きな話題に。InstagramやX(旧Twitter)で「#東寺」と検索すれば、美しい写真が数多く投稿されています。

■ 世界遺産としての評価
1994年にユネスコの「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されたことにより、国内外からの注目が高まりました。特に、修学旅行やインバウンド観光のコースに含まれることも増え、「東寺って実はすごい場所なんだ」と再発見する人が続出しています。
■ アクセスの良さ
近鉄「東寺 駅」から徒歩10分、JR「京都駅」からも徒歩圏内というアクセスの良さは、他の京都の観光地に比べて圧倒的なメリット。特に観光時間が限られている方にとって、サクッと立ち寄れる立地も魅力です。
■ イベントや御朱印ブームの影響
「東寺 弘法 市」や「東寺 がらくた市」といったイベントが開催される日には、骨董品・雑貨・グルメを目当てに多くの人が訪れます。また、「東寺 御朱印」も多くの種類があり、御朱印集めブームとも相まって注目が高まっています。
1.2 東寺とは?空海(弘法大師)ゆかりの世界遺産
東寺は、正式名称を「教王護国寺(きょうおうごこくじ)」といい、平安京遷都の翌年、西暦796年に建立された日本最古の密教寺院です。国家鎮護を目的とした官寺としての歴史をもち、後に弘法大師・空海が真言密教の根本道場としました。
■ 空海と東寺の深い関係
弘法大師空海は、平安時代初期に唐から密教を学んで帰国した僧で、日本における真言宗の開祖です。嵯峨天皇より東寺を託され、ここを密教の拠点としました。以後、東寺は「真言密教の中心地」として日本仏教の歴史の中でも極めて重要な役割を担うことになります。
講堂や金堂に安置されている立体曼荼羅(りったいまんだら)と呼ばれる仏像群は、空海の教義を立体的に表現したもの。訪れる人は、まるで密教の宇宙に入り込んだような感覚を味わうことができます。
■ 世界遺産にふさわしい文化的価値
東寺は、その建築的、芸術的、宗教的価値から1994年に世界遺産に登録されました。特に、国宝である五重塔や密教美術の粋を集めた仏像群は、日本文化の精髄を体感できる貴重な存在です。